その他の目的で分析する結果予測やデータ集約だけにとどまらない、様々な目的に応じた分析手法にも対応いたします。
調査で得られるデータについて
調査で得られるデータは大きく2つに分類されます。
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数量データ(定量的データ)−四則演算ができるデータ−
数量データは以下の2つに分かれます。
●間隔尺度:満足度、西暦年など
●比例尺度:年齢、購入金額、来場者数など -
カテゴリーデータ(定性的データ)−四則演算ができないデータ−
カテゴリーデータは以下の2つに分かれます。
●名義尺度:性別、購入商品など
●順序尺度:好きな商品の順番など
共分散構造分析(Covariance Structure Analysis)
手法の内容 | 複雑な構造を分かりやすくモデル化し、複雑な要因のつながりを探索する分析手法です。
例えば、「商品がヒットしたのはどんな理由からか」など、様々な要因の因果構造モデルを探索します。 |
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活用場面例 | ●商品がヒットした理由を調べ、次のヒット商品作りに活かせるような情報を探りたい
●自社の提供サービスが顧客の支持を得られている理由を構造的に把握し、新サービスの開発に役立てたい |
コンジョイント分析(Conjoint Analysis)
手法の内容 | 商品やサービスの購入決定に影響を与えている要因を測定する分析手法です。
新しい商品やサービスの開発にあたり、支持される仕様や価格を把握できます。 |
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活用場面例 | ●消費者は商品を選ぶ際にどの要素(価格、性能、色、デザインなど)をどの程度重視して商品選択を行うのか、を把握し、新商品のコンセプト開発の参考にしたい
●多くの機能を持つ商品について、相対的に「要らない」と思われている機能を調べ、商品の改善を行いたい |
PSM分析(Price Sensitivity Measurement Analysis)
手法の内容 | 価格受容性を測定する分析手法です。
商品やサービスの価格を決定する際に活用いただけます。 ※ ただし、この分析手法は多変量解析とは呼びません。 |
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活用場面例 | ●新ブランドの立ち上げにあたり、商品をどの程度の価格で販売すれば良いのか、ターゲット別に価格受容性を測定したい
●既存サービスの需要が多いので、値上げを考えているが、いくらまでの値上げなら消費者に受け入れてもらえるかを調べ、価格改定の参考にしたい |