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インタビュー調査(定性調査)とは

 インタビュー調査(定性調査)とは、対象者からインタビュアーが話を聞くことによって情報を集める調査手法のことを指します。主に対象者の行動実態、意識、その背後にある考え方や価値観を明らかにする目的で行われ、定性調査の一種です。実際の会場に集まってもらってインタビューする形式から、近年オンラインインタビューもスタンダードな手法になってきました。

アンケートなどの定量調査では一度に大人数に調査をし、実態や意識を数値で把握するのに対し、インタビューでは限られた人数を対象に、言葉によって実態や意識を掘り下げ、深く理解していきます。同時に、対象者が答えているときの表情やしぐさ、話し方を観察できます。そのことで、ターゲット顧客のイメージを膨らましたり、より深く生活者として理解したりできます。

また、インタビュー調査は主に「グループインタビュー(FGI:Focus Group Interview、集団面接法)」と「デプスインタビュー(IDI:In Depth Interview、深層面接法)」の2つの調査手法に分類されます。

グループインタビュー(FGI)とは

グループインタビュー(FGI:Focus Group Interview、集団面接法)とは、調査テーマに応じた適切な対象者を集めて、司会者(モデレーター)が座談会形式でインタビューを行う調査手法です。150万人超のネットモニターを保有していますので、調査テーマに応じた適切な対象者をリクルートが可能です。また、社内外に経験を積んだインタビュアーが多くいるため、対象者から深い情報を引き出すことが可能です。

グループインタビュー(FGI)はこんな方におすすめ

  • 性別や年齢、志向性などについて一定の共通性を持ったセグメントがターゲットとなる場合
  • ターゲットとなるセグメントにおける共通要素を見つけ出したい場合
  • 多角的にたくさんのアイデアを抽出したい場合

RJCリサーチのグループインタビュー(FGI)の特徴

特徴① 心理や価値観の反映

定量調査では捉えきれない、対象者の心理や価値観などを表出させることができます。

特徴② 議論の活発化に期待

対象者がお互いの発言に触発され合って、議論が活性化することが期待できます。

特徴③ 直接の反応

対象者の反応(発言・表情・態度等)をその場で知ることができます。

特徴④ 本音が出ないことも

プライベートな内容などテーマによっては、他の対象者を意識して本音が出ないことがあります。

特徴⑤ 希少条件の対象者には不向き

希少条件の対象者を同時間、同会場に必要人数、集めることが難しい場合があります。

グループインタビュー(FGI)の活用事例

事例1) 飲食チェーンでのグループインタビュー(FGI)活用事例

業種
外食
提供サービス
企画 / インタビューフロー設計 / 調査実施 / 分析 / 報告書作成
目的
20代女性の来店数が少ないのはなぜか、その理由を探るための基礎資料とする。
調査対象者
20代女性
サンプル数
6名×2グループ
実施場所
渋谷周辺
調査実施時間
1グループ2時間以内
納品物
発言録 / 調査報告書
納品スケジュール
約4週間
調査費用
約110万円(税込)

 

事例2) 金融機関でのグループインタビュー(FGI)活用事例

業種
銀行・証券・保険
対象サービス
企画 / インタビューフロー設計 / 調査実施 / 分析 / 報告書作成
目的
今後のCM制作にあたり、ターゲット層に受容されるCMクリエイティブ要素(テーマ・タレント・音楽など)を探るための基礎資料とする。
調査対象者
男女 / 40代~50代 / 首都圏在住
サンプル数
6名×1グループ
調査時間
1グループ1時間以内
納品物
発言録 / 調査報告書
納品スケジュール
約4週間
調査費用
約55万円(税込)

 

デプスインタビュー(IDI)とは

デプスインタビュー(IDI:In Depth Interview、深層面接法)とは、特定の対象者一人ひとりを個別にインタビューする調査手法です。学者、業界人、マスコミ関係者など有識者ヒアリングや特定商品ユーザーの事例研究などに最適です。企業革新のための内部環境調査でも多用されています。

デプスインタビュー(IDI)はこんな方におすすめ

  • 個人の意見を深く掘り下げ、本人も意識していなかったニーズや要望を知りたい場合
  • 様々な要因の絡む複雑な意思決定プロセスを解明したい場合
  • お金の話やセンシティブな情報など、人前では話したくないようなテーマの場合
  • 本音の意見を聞き出したい場合

RJCリサーチのデプスインタビュー(IDI)の特徴

特徴① 深い情報を豊富に収集

一人当たりのインタビュー時間を長く取れるため、深い情報を豊富に収集することができます。

特徴② 視点やニーズの発掘

思いがけない視点やニーズが発掘されることが期待できます。

特徴③ 大量の調査は不向き

サンプル数が少ないので、可能であれば定量調査と組み合わせることが望まれます。

特徴④ 対象者スクリーニング&熟練したインタビュアー

成否のポイントとなる適切な対象者スクリーニングはもちろん、熟練した技術をもつインタビュアーが対象者から適切な情報を引き出します。

デプスインタビュー(IDI)の活用事例

事例1) 食品メーカーでのデプスインタビュー(IDI)活用事例

業種
食品メーカー
提供サービス
企画 / インタビューフロー設計 / 対象者リクルート / 調査実施 / 分析 / 報告書作成
目的
環境や食に対する意識、悩みから、TPOに応じて変化する食に求めるニーズの変化を把握し、どのような商品を作り、どのように伝えれば、自社商品を利用してくれるかのヒントを得る。
調査対象者
20~65歳男女
サンプル数
24サンプル
実施場所
Zoomを使用したオンラインデプスインタビュー
調査時間
1ケース1時間以内
納品物
発言録 / 調査報告書
納品スケジュール
約4週間
調査費用
約150万円(税込)

 

事例2) 自動車関連メーカーでのデプスインタビュー(IDI)活用事例

業種
自動車関連メーカー
提供サービス
企画 / インタビューフロー設計 / 調査実施 / 分析 / 報告書作成
目的
経営トップ層から中間管理職を中心に、自社の強みと弱み、社内コミュニケーション、社外コミュニケーションなどの問題点を聴取。同時に実施した全社員意識調査結果と合わせて、今後の企業活動のキーワードとともに企業活力増進のための方向性を具体例とともに導き出すことが目的。
調査対象者
有識者:学者、業界関係者、マスコミ関係者 各1名
ユーザー:特定商品利用者
サンプル数
有識者3名 / ユーザー10名
調査時間
1ケース1時間以内
納品物
発言録 / 調査報告書
納品スケジュール
約4週間
調査費用
約250万円(税込)

標準スケジュール・調査費用・納品物

標準スケジュール

  1. 事前打合せ  1週間~
  2. スクリーナー作成 2週間~
  3. 対象者リクルート・インタビューフロー作成 3週間~
  4. インタビュー実施 ~1週間
  5. 報告書作成 2週間~
  6. ご納品

調査費用

グループインタビュー 55万円(税込)~/1グループ6名あたり 2時間以内
デプスインタビュー 25万円(税込)~/1人あたり 1時間以内

※スケジュール・調査費用は調査内容、条件、ご要望に応じて異なります。詳しくは当社営業担当までご相談ください。

納品物

グループインタビュー、デプスインタビューでは、発言録・調査報告書を作成いたします。

発言録

インタビュー調査の参加者とモデレーターの発言を時系列に沿って記録した議事録です。通常はWord形式で納品いたします。

調査報告書

インタビューの内容を振り返って分析し、得られた示唆をまとめたもの。通常はPowerPoint形式で納品いたします。

オプション納品物

調査報告会

作成した調査報告書をもとに、お客様のご担当部署や社内向けに必要に応じて調査報告会の実施も対応可能です。

Q&A / インタビュー調査(定性調査)に関するQ&A

グループインタビュー(FGI)とデプスインタビュー(IDI)、どちらの方が良いですか?
テーマや目的によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
遠方の方にオンラインでインタビューすることはできますか?
オンラインでのグループインタビュー(FGI)、デプスインタビュー(IDI)の実績がございますので、対応可能です。
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